最近は妻ママ仮面が更新しています。
【イルマーレレディースクリニック】での出産体験レポ1(破水~病院まで)
【イルマーレレディースクリニック】での出産体験レポ2(病室~分娩室まで)
【イルマーレレディースクリニック】での出産体験レポ3(出産)←今ココ
初めての出産って、本当にわからないことだらけよね。どれだけ事前に情報を入れていたとしても、いざ現実を迎えたときには「本当にこれが、そうなのかしら?」とか、戸惑うことばっかり。
私は、陣痛で、子どもがお腹から出てこようとしている感覚を、うんちが出ようとしているのと勘違いしてしまい、とっても恥ずかしい思いをしたわ!・・・でも、それも、経験してみなければわからなかったことだから、仕方ないよねって思ってる。
今日はついに!お子様仮面がこの世に誕生します♪
分娩室に入ってから。叫び声が聞こえてくる
【2015年5月5日 4:00】
どうにか無事に分娩室に運び込まれた私たち。(我が家は、イクメン仮面がずっと付き添っていてくれる、立ち合い出産です)
部屋に入ってまず聞かれたことは
「アロマオイルは焚く予定になってる?」
「希望のBGMは申請してある?」でした。
ここ、【イルマーレレディースクリニック】では、できる限り妊婦さんが快適に出産できるようにと、事前に、出産時にアロマを焚いたり、好みのBGMをかけたりできるよう、申請することができるのでした。すごいよね。
うちは特にこれといった申請はしていなかったので、普通に出産。
ここで、助産師さんから、できる限りスムーズな出産を迎えるための、呼吸の仕方や姿勢などを教えてもらいます。
下腹に力を入れ、子どもが下がりやすいように、お腹に力を入れること。
呼吸に気をとられるあまり、思わず口に力が入ってしまう人が多いけど、大事なのは下腹だと教えてくれました。
イクメン仮面もしっかりと教えを吸収し、私が乱れていると、また整うようにと横で気を付けてくれていました。
ひそかに、呼吸の練習をしていると、隣の分娩室から叫び声が!!!どうやらこの日は、産気づいた人が多いようで、順番に出産をしているところのようです。
ついに迎える出産のとき。痛いし、辛いし、それよりも・・・
隣での出産の悲鳴を聞きながら、ついに私も出産開始です。呼吸を整え、体を構え、自分の子宮口の方には助産師さんが立ってくださり「上手よ~。ちゃんと子どもちゃん、下の方にきているよ~」と声をかけてくださいます。
初めのうちは、ひたすら呼吸を整え、子どもを下の方へ下の方へと押していく(下腹に力を入れる)ことしかできません。それを粛々と繰り返します。
「下腹に力を入れる」といっても、自分でやってみると、正直どこに力が入っているのかよくわかりません(*ノωノ)私が終始気にしていたのは「うんちが漏れてしまうんじゃないかしら?」「もしもうんちがでちゃったら、子どもはそこに浸かってしまうんじゃないかしら?」ということ。
出産と大便が重なってしまったら、生まれたばかりの子どもは、一体どうなってしまうのかしら?浸かっちゃうの?それともそうならないような工夫がされているの?私にとって、とても気になるトピックスです。
出産は命がけのお仕事。恥じらいとのせめぎ合いがすごい
早朝4:30くらいから出産にむけて動いていた私。結局、ずっと「ヒ・ヒ・フー」を繰り返したものの、通常よりも時間がかかっている(順調に子どもがさがってこない)ということで、「このまま続ける」か「お医者さんを呼んで、早くしてもらうか」の選択を提示されました。
私は、およそ2時間も経っていることに疲れきっていたので、「お医者さんに頼んで早くしてほしい」とお願いしました。
結果、その後、病院で妊娠時からずっとみていてくれた頼りになる先生が、まるでブラックジャック先生のように颯爽(さっそう)と現れ、華麗に子宮口にハサミを入れ、その後、お腹の上から助産師さんたちが圧をかけてくれ、ものの3分ほどで、無事に「オギャー!」の瞬間を迎えるという、まるで魔法のような出来事を体験することになりました。
はぁ・・・はぁ・・・
なんか今、ものすごい勢いでいろんなものが流れ出ていった気がするけど・・・。大丈夫かしら・・・
もはや、出産の感動、初めての子どもとの出逢いに感動・・・よりも「自分がへんな排泄をしなかったかどうか」という不安ばかりに心を奪われる妻ママ仮面なのでした。
【カンガルーケア】生まれたばかりの我が子を胸に
私が、「子どもが産まれたら絶対にしたい!」と思っていたことの一つに「カンガルーケア」があります。
これは、保育士として長年勤めていた知人からのお話しなのですが、産まれたばかりの子どもを、へその緒が繋がった状態で胸の上で抱っこをしてあげると、その子の自己肯定感が大きく育つ、受け入れてもらえるという安心感が育つという話を聞いたことから意識していたことです。
せっかく生まれてきてくれるなら、自信満々に自分の道を歩んで欲しい。自分の選択に自信をもって、まっすぐに育ってほしい。
世の中に流布しているさまざまな話の中で、何が真実で何がウソかわからないけれど、「自分ができることを後悔なくしていくこと」が、幸せに生きていく上で大切なことなのかな(*^_^*)ということで、無事に出産したと同時に、肌と肌が触れ合う形で胸の上で抱っこをしてあげたのでした。
ここからついに、家族3人そろっての生活が始まります。
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