今回は赤ちゃんとパパが二人で留守番することの大変さをお話しするよ☆
パパに出来る事って言うと
- おむつ替え
- 抱っこ
- ガラガラ
- 散歩
- ミルク
等々といった感じで、やる気になれば色んなことができるよね☆
イクメン仮面がお子様仮面と二人っきりの留守番をしたとき、まさかあんなに激闘になるなんて・・・
ママの外出、残される赤ちゃんとパパ
その日、妻ママ仮面には外出する予定ができたんだ☆
ブログにも書いていたけど、「バイトの面接」に出かけた日のことだったんだよ♪
妻ママ仮面が出かけることは数日前からわかっていたし、イクメン仮面は子供をあやすスキルに自信があるから、何の心配もしていなかったんだ☆
この時のお子様仮面は生後2ヶ月くらいだったよ♪
13時 妻ママ仮面出発
妻ママ仮面が面接に向けて出発したのは13時頃、面接の時間にかなり余裕をもって出発したんだ♪偉いよね!当初の帰宅予定は16時頃♪
出かける前にはお子様仮面にしっかり母乳を飲ませてくれて、お子様仮面のお腹が少しでも長持ちするようにして行ってくれたんだ☆
眠るお子様仮面
母乳を飲んで満足したお子様仮面は、その後すぐに寝ちゃったんだ♪
「このまま帰ってくるまで寝てるとイイね☆」なんて、妻ママ仮面と話していたんだけど、とてもそんな状況にはならなかったんだ。
パソコンで仕事開始
お子様仮面が寝ている間が、イクメン仮面のお仕事タイムだから、お腹が満足して眠っているお子様仮面を眺めつつ、僕はパソコンで仕事を始めたんだ♪
妻ママ仮面の面接は14時から☆
少し前に応援メールでも送ろうかな♪って、余裕のスタートだったんだよ♪
13時30分 お子様仮面の起床
僕は集中しながらパソコン仕事を進めていたんだ☆
すると、妻ママ仮面が出かけて30分もしない間にお子様仮面がぐずり始めたんだ!
ぐずり方や、まだ母乳を飲んで1時間もたっていないという状況もふまえて判断すると、現状はまずスキンシップでごきげん回復を図るのがベストと判断したイクメン仮面。
必殺の抱っこは使わずに、ごきげんをうかがってみたんだ☆
スキンシップで一時的にごきげんに
ぐずるお子様仮面に対して、イクメン仮面は「手だよ~」「足だよ~」「ほっぺだよ~☆つ~ん♪」などといったスキンシップを駆使!
すると、お子様仮面もごきげんを直し、笑顔になってくれたんだ☆一安心だね♪
13時40分 抱っこ始動
スキンシップをすること10分。
さっそくお子様仮面のごきげんは再び悪くなり始めたんだ!
そう、スキンシップは一時的な効果に終わってしまうことが多いんだ!
僕は今までの経験からそんなことは把握していたから、すぐさまスキンシップあやしから「必殺の抱っこ」へと切り替えたんだ♪
横抱っこや縦抱っこ、歩きながらの抱っこを駆使することで、空腹以外のぐずりはおさめることができるっていう自信が僕にはあるんだ☆
抱っこで落ち着くお子様仮面
案の定、抱っこを駆使することで、お子様仮面はごきげんを取り戻し、うとうととカワイイ表情を見せ始めたんだ♪
急変の現場!抱っこが効かない!
それは、蒸し暑い真夏の晴れ空の下、突然訪れる雷雨のようにやってきた。
抱っこによってごきげんであったはずのお子様仮面が、猛烈にぐずり始めたんだ!
「おぎゃー!!」「あんぎゃー!!!」
どんなに抱っこであやしても、ビニール袋のガサガサ音でなだめても、音楽を聴かてみてももうどうにもおさまらない!!!
僕は気づいていた、分かっていた、
「お腹が空いているんだ」・・・って。
14時 粉ミルク60グラム
さすがに泣き止まないから、僕は粉ミルクを60グラムあげることにしたんだ☆
母乳を飲んで約1時間、予定よりかなり早い展開での粉ミルクになり、沢山は飲まないと判断しての60グラム。
普段からちょびちょび飲みが多いから、これでも残すかもなぁなんて思いながらの粉ミルクだったんだ♪
飲み干された粉ミルク、漂う嫌な予感
僕の予想を裏切り、お子様仮面は60グラムの粉ミルクを一気に飲み干したんだ!
このままではさらに追加で欲しがりだすと予感した僕は、ミルクを飲み終わったお子様仮面をすかさず縦抱っこ!ゲップをさせつつ、そのまま寝かしつけてしまおうという作戦に出たんだ!
眠らないお子様仮面
お子様仮面は眠らなかった。
ごきげんは少し回復したけれど、明らかに「もっと飲みたい」オーラがバリバリと出ていて、僕はいつまたぐずりだすかってヒヤヒヤしていたんだ。
それでもあやし続けているうちに、ずいぶん落ち着いて、何とか時間を稼ぐことに成功したんだ♪
14時40分 粉ミルク40グラム追加
ミルクを60グラム飲ませて、その後のごきげんもとりながら過ごした数十分。
もしも再びお腹が空いて暴れ出すようなことがあれば、今できるのは40グラムの粉ミルクを飲ませる事だけ。
というのも、母乳はどんなにあげてもいいって教えてもらったけれど、粉ミルクは飲ませすぎると赤ちゃんが大きくなりすぎるからってことで、いくらでもあげられるわけではないんだ。
ただでさえ大き目のお子様仮面にとって、これ以上の成長しすぎはなんとか阻止したいというイクメン仮面の気持ちがあるんだね。
眠ってくれ 2度目の粉ミルク
1度目の粉ミルクではお腹は満たされなかったようで、早くも2度目の粉ミルクを与えることに。
時計を見ると、まだ15時にもなっていない。帰宅予定は16時頃。先は長い。
2度目の粉ミルクで早くも合計100グラムのミルクを与えることになってしまったイクメン仮面!
この40グラムは残しても良いから、途中で眠ってくれると嬉しかったんだけど、すごい勢いで減っていくミルクに、僕は絶望を感じたんだ。
できればこの合計100グラムで耐えてほしい!
お子様仮面!このまま眠ってくれ☆
14時50分 ウソのように眠る
ぐびぐびともの凄い勢いで飲み干された40グラムのミルク!
粉ミルクの追加を覚悟し、抱っこを試みる僕。眠るお子様仮面。
・・・!!!
寝た!!!
お子様仮面!まさかのご就寝なり♪
仕事がはかどるイクメン仮面☆
お子様仮面が眠りに落ちると、僕はすぐさま仕事に戻ったんだ♪
これで15時30分まで寝てくれたら、その後で起きたとしても、妻ママ仮面が帰ってくるまでの数十分はあやして乗り切ることができる☆
そんな安心感をおぼえながら、僕はパソコンの仕事に集中することができたんだ♪
15時40分 悩ましい電話
アルバイトの面接に出かけた妻ママ仮面。
面接は14時からだって話しだったから、帰ってくるのは16時くらいが妥当なところかな♪遅く見積もっても116時30分には帰ってきている☆
これが僕の当初の予定だったんだ♪
帰宅予定時刻 17時30分
15時40分。
その電話から、衝撃の帰宅予定時刻を耳にした。それは・・・
「帰宅時間は17時30分頃になる」
ということ。
どうやら、アルバイトといっても、派遣会社に登録するタイプのものだったようで、面接だけではなく、登録手続きもろもろを行う事になったんだという話しで、思ったよりも時間が伸びてしまったとのことなんだ。
電話で話していた時は、お子様仮面は熟睡していたから、何とかこのまま寝ていてくれたらいいなって心境だったんだ♪
16時10分 激闘の始まり
電話を切ってから30分ほど、
その時はやってきた。
「ほげぇ」
!
お子様仮面が目を覚ました!
予定通りの目覚め
このタイミングでの目覚めは、僕が当初予想していた通りのタイミングだったんだ☆
ここからお子様仮面をあやすことで、妻ママ仮面の帰宅までの時間を稼ぐんだ!って予定だったんだ♪
でも、僕が予定していたよりも1時間ほど帰宅が遅れそうな妻ママ仮面。
この1時間をどう乗り切るかという選択に、イクメン仮面は直面したんだ。
粉ミルク追加か!あやして乗り切るのか!
迫られた選択は「粉ミルクを追加する」というものと、「あやして乗り切る」という2択。
粉ミルクを追加するのであれば、すぐにでも粉ミルクを飲ませて、妻ママ仮面の帰宅を待つだけ☆
しかし、飲み過ぎになってしまということを避けたい気持ちが働くんだ。
あやして乗り切るには時間が長い!その間は仕事をすることも出来なくなってしまう!
でもあやしてあげれば、その間に妻ママ仮面が返ってきて、追加の粉ミルクを使わずにすむ可能性だってある!
迷った末の判断
僕は迷った。
妻ママ仮面から電話が入った時、あれは駅からだったのか?それとも駅に向かっている途中だったのか?
あの後すぐに電車が来たのか?乗るまでに時間がかかっているのか?
この違いだけでも、かなりの時間差が生まれ、その時間差は赤ちゃんをあやす時間にとっては恐ろしく長い時間となるからだ。
僕は、直ぐに妻ママ仮面が電車に乗れたという可能性にかけて、「あやして乗り切る」を選択したんだ。
あやしスキルに自信があったからこその選択!
人生は選択の連続だ!
16時30分 むなしいスキンシップ
あやして乗り切るという選択をしたイクメン仮面。
意を決してお子様仮面をあやし始めたんだ☆
まずはスキンシップ!
この効果はさっき伝えたとおり、一時的なものでしかないんだ!
しばらくはごきげんになってくれるし、かまってほしい泣きの場合であればその効果はてきめん♪なんだけど、今回は効果が薄い、大好きなビニールのガサガサ音でさえ興味なしといったぐずりっぷり。
そう、お腹が空いているんだ。
16時35分 必殺の抱っこ三段活用
スキンシップでもご不満なお子様仮面!
今にも暴れ出しそうだ!
僕は早くも必殺の抱っこを発動したんだ!
第一段階 横抱っこ
まず試すのは横抱っこ☆
座ったまま横向きに抱っこして、落ち着くかどうかを試したんだ♪
しばらくの間は「きょとん」とした顔で抱っこを楽しんでいたんだ☆
だけどすぐにまたぐずりだしちゃったんだ!
第二段階 縦抱っこ
次の抱っこは縦抱っこ☆
座ったまま縦に抱っこして、落ち着くかどうかを試したんだ♪
イメージとしてはゲップをださせるような形の抱っこだね☆
肩の方に上げてみたり、お腹の方に下げてみたりってしていると、かなり満足してくれることが多いんだ♪
それでも今日のお子様仮面はあんまり効果がなくて、ずぐにぐずり始めてしまったんだ!
最終段階 歩き抱っこ
抱っこの最終段階は「歩き抱っこ」
抱っこの喜びに加え、景色が変わり、さらにゆらゆら心地良い揺れまでも体感することができるこの歩き抱っこは、僕が持っている抱っこの中で最強の抱っこなんだ☆
よほどの空腹でない限り、この歩き抱っこで泣き止まない時はないんだ♪
17時20分 限界の訪れ
ついにやってきた、
その時が、
お子様仮面の限界が。
お子様仮面は全力で泣き始めた!
顔を真っ赤にして、手も足もジタバタとさせて
「おぎゃーおぎゃーおぎゃーほぎゃー!!!」
どんなに抱っこをしても、どんなに部屋の移動をしても、どんなにオルゴールを鳴らしても、もはやお子様仮面の目的はただ一つ!
「ハラ減ったぞーーーー!!!」
その一心で泣き叫んでいるんだ!
粉ミルク追加か!?
お子様仮面はよく耐えた。
腹が減っているのに抱っこで我慢して、
色んな部屋をぐるぐる移動して、
イクメン仮面の下手な鼻歌を聴かされ、
ベッドに置かれたり、再び抱っこされたり。
そろそろ粉ミルク、上げようかな?
あと少しで妻ママ仮面が帰ってくるけど、そろそろお腹を満たしてあげて、希望をかなえてあげたいぞって思ったんだ。
まさかの救世主登場!
僕は粉ミルクを作ろうと、抱っこしていたお子様仮面をベビーベッドに置いたんだ。
すると、その枕元にビニール袋を発見。
ビニール音は初期のスキンシップの時にほぼ無視されてしまったアイテム。
僕はダメもとで赤ちゃんが好きなビニールのガサガサ音を鳴らしてみたんだ。
すると・・・
さっきまで全力泣きだったお子様仮面が泣き止んだんだ!
何をやっても全力泣きだったお子様仮面が!!!
そのままガサガサ音を鳴らしていると、再度お子様仮面が泣きそうになったから、あわてて抱っこして、「歩き抱っこ」プラス「ビニールガサガサ」を試したんだ!
ビニール袋にすがる思いだったよ!
限界を超えた!スーパーお子様仮面
ずっと泣き止まなかったお子様仮面は、ついに限界を超えたんだ!
抱っこガサガサを受ける中で、泣くでもなく、寝るでもなく、たた呆然と景色を眺めていたんだよ。
今までは泣けばすぐにご飯にありつけていたお子様仮面が、今までになかった限界を超え「スーパーお子様仮面」へ目覚めた瞬間だったんだ☆
18時10分 妻ママ仮面の帰宅
ドタバタの激闘が終わり、お子様仮面が落ち着いた頃、妻ママ仮面は帰ってきたんだ♪
「大丈夫だった~?」
なんて、心配げな妻ママ仮面に
「何とか大丈夫~」
って、なにごともなかったかのように伝えた時、僕はホッと胸をなでおろす心境だったんだ。
泣いても粉ミルクをあげられない辛さ!
この日、イクメン仮面が痛感したこと、それは
「粉ミルクをあげられない辛さ」
だったんだ。
時々「泣いてんだからミルクあげろよ!」っていう声を耳にするんだけど、ミルクって、欲しがったから毎回あげて良いってわけじゃないんだよね。
あげても良いんだったら、どんどんあげているんだよ。
だから、粉ミルクで子育てしているママさんやパパさんは、大切な赤ちゃんがお腹が空いているって分かっていても、あえてミルクをあげずになんとかしようとしている時があるんだ。
今回、こんなに長い文章になってまで、この出来事を書こうと思ったのは、そんな子育て事情を少しでも分かってもらえたらって気持ちからなんだ。
近所迷惑を考えろって声もあるけど、みんな泣かせっぱなしにしておきたいわけじゃないんだよ。どんどんお腹いっぱいに飲ませてあげたいんだよ。
少しでもそんな状況が伝わってくれたら嬉しいな。
今日はここまで!
また見にきてね♪
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